「天と地の守り人・ロタ王国編」読了。
いただきもののパイナップルと一緒に
を読了しました。
前回の「蒼路の旅人」では、チャグムが物語の主役でしたが、
この「守り人」は久しぶりにバルサ視点の物語になりました。
卵を抱いた幼い少年だったチャグム。
バルサ、タンダたちとの旅を通じて、心も身体もすっかり成長し、
今や新ヨゴ皇国の人々を救うため、強い意思を持った立派な少年になりました。
その目的を果たすため、困難な道へ一人飛び込んだチャグムを
バルサは親心で追いかけ、ついに出会います。
これまでの物語が「個」のストーリーだったとすれば、
この「天と地の守り人」からは、国と国が争う壮大なスペクタクルに変化。
クライマックスに向けて、壮大な展開になってきましたよ。
チャグムと感動の出会いを果たしたバルサ。
これから行動を共にし、どのようにして祖国を守るのか、そして戦争の渦中に巻き込まれたタンダの運命は…?
これからが楽しみです(^^)
それにしても、南翼の刺客とバルサの闘いの描写が素晴らしい!
このまま、天と地の守り人をあと2冊、一気に読み進めようと思います。