「天気の子」読了。
発売日の7月18日に購入後、なかなか読めずにいた「天気の子」。
2割くらいで止まっていたのですが、昨夜、一気に読み終えました。
読了したのは、今日の深夜1時30分くらい。
ある程度読んだら寝ようと思っていたのが、ページをめくる手が止まらず
ジェットコースターみたいに。
公開中の映画は観ていないものの、登場人物たちがなんとなく
イメージできたことが一因なのかもしれません。
高校生がそんなことするか!? とか、
警察相手にマジかよ、とか、
若干の突っ込みどころはありましたが、ラストの東京の光景を想像しながら、
「そっか、この物語はファンタジーだった。」と思い出したのでした。
ラストに向かって盛り上がって、貫かれる愛の形。
歌・音楽や会話、効果音など、映画では小説と違う面白さが
きっと味わえることでしょう。
なんとか時間をみつけて、映画館にも足を運びたいと思いました。
それにしても、このタイプの物語を読むときまって、
「若いっていいよな…」
と、取り戻すことのできないあの頃を思い、
ちょっぴり寂しくなるのは、私だけではないはず。
あーあ。
あしたもがんばろ。
「天と地の守り人・カンバル王国編」読了。
今回も少し時間がかかってしまいましたが、
「天と地の守り人・カンバル王国編」 上橋菜穂子 著 新潮文庫
を読み終えました。
シリーズの序盤は、バルサやチャグムたちの旅、冒険ストーリー。
いわゆる「個」の物語だったのですが、
それからだんだん国同士の争いに巻き込まれていって、とても大きな、壮大な展開に変わってきました。
今回の第2部もそれに拍車がかかり、ついに大陸をまたいでの大戦争が勃発。
たくましく成長し、一国の指導者にふさわしくなりつつあるチャグムも、人々を守るために、自らその渦中に飛び込んでいきました。
この度の物語を一言で言うとすれば、「リアル」だと思います。
バルサはこれまでのような、無敵、不死身の強さ(強いんですけどね)ではなく、幾度も命の危機にさらされています。
大怪我をして縫合されたり、土だらけ、血だらけになって生死の境をさまよったり…。
本当に死んでしまいそうなところを、ギリギリ助けられることが度々ありました。
チャグムや周りの人たちもそう。
血みどろの闘いの描写は、いつもながら素晴らしいです。
そして、ついに戦争へ。
兵士を率いて戦場に向かうチャグム、草兵として戦地にいるタンダ、彼を探して急行するバルサ…。
大きな渦の中で、それぞれがどう生きるか、どう繋がるのか、
大災害を予感させる異世界の様子はどうなのか。
いよいよ物語は佳境に入って、全く目が離せません。
ラストまで一気に読み進めたいと思います!
今日は棚卸しの日。
日が変わって、6月5日の今日は棚卸しがあります。
日々の仕事も大変忙しい中ではありましたが、
先週くらいから少しずつ、それに向けての準備を行ってきました。
バックヤードに残さなないよう、全ての商品を店頭に並べたり、
棚の商品のチェックを行い、返品等の作業をしたり…。
この6月で、私が書店での勤務をはじめてちょうど1年。
棚卸しの作業内容を熟知しているわけではないので、
諸先輩方に確認しながらの準備です。
今日はある程度の残業を覚悟。
子どもたちの迎え等は奥さんにお願いして、
棚卸しが滞りなく終了するように頑張ります。
そうそう、今読んでいる「天と地の守り人・第二部 カンバル王国編」ですが、
ようやく読み終えそうな感じです。
これについては、あた改めて書かせていただきますね。
「天と地の守り人・ロタ王国編」読了。
いただきもののパイナップルと一緒に
を読了しました。
前回の「蒼路の旅人」では、チャグムが物語の主役でしたが、
この「守り人」は久しぶりにバルサ視点の物語になりました。
卵を抱いた幼い少年だったチャグム。
バルサ、タンダたちとの旅を通じて、心も身体もすっかり成長し、
今や新ヨゴ皇国の人々を救うため、強い意思を持った立派な少年になりました。
その目的を果たすため、困難な道へ一人飛び込んだチャグムを
バルサは親心で追いかけ、ついに出会います。
これまでの物語が「個」のストーリーだったとすれば、
この「天と地の守り人」からは、国と国が争う壮大なスペクタクルに変化。
クライマックスに向けて、壮大な展開になってきましたよ。
チャグムと感動の出会いを果たしたバルサ。
これから行動を共にし、どのようにして祖国を守るのか、そして戦争の渦中に巻き込まれたタンダの運命は…?
これからが楽しみです(^^)
それにしても、南翼の刺客とバルサの闘いの描写が素晴らしい!
このまま、天と地の守り人をあと2冊、一気に読み進めようと思います。
和歌山、いい街でした。
長男の剣道遠征に同行した家族旅行。
和歌山から無事に帰宅しました。
小学一年生の長女を連れての旅でしたので、長男の試合は十分に観ることができませんでしたが、合間・合間に和歌山の雰囲気を感じることはできましたよ。
上の写真は宿泊したホテルからの眺め。
和歌山城がすぐ目の前にあり、これだけでも(お城好きの私には)大興奮!
家族も喜んでくれました。
※長男は部員の皆さんと別の宿舎に泊まりでしたので、この景色が観れなかったのは残
念だった様子でしたが…。
ホテル内にある書店さんにも、2晩連続でお邪魔しました。
1階・2階に連続する広さで、妻と長女が一緒でなければ、半日は軽く過ごせるほど。
それでも、2晩とも二人を児童書コーナーに遊ばせて、私はしばらく書店の雰囲気を満喫することができました。
来年も参加するこの長男の錬成会では、私たちもできれば同じホテルを利用して、充実した時間を過ごしたいと思います。
宮脇書店和歌山ロイネット店さん、ありがとうございました(^^)
今、読んでます(^^)
↓
|
和歌山で読書の夜
今日は、部活の遠征に参加している長男の応援のため、家族で和歌山県に到着しました。
2泊3日で、5月5日まで滞在する予定です。
今晩、長女と妻と私は和歌山城そばのホテルに宿泊。
近くのお店でラーメンを堪能した後、ホテルでまったりと過ごしています。
ところで、このホテルの1階から2階にかけて、なんと本屋さんが入っているんです!
さらに、チェックインした部屋の窓からは、和歌山城の勇姿が丸見え。
もう、ここは天国じゃないですか!
もちろん部屋に戻る前にちゃんと本を買って、夜のスタンバイをさせていただきましたよ。
買ったのは、先日読了した「蒼路の旅人」の続編で「天と地の守り人 第一部 ロタ王国編」です。
自分のいる書店で買えよ、って話なんですが、休暇前は皆が忙しすぎてとてもそんな余裕がありませんでした…。
これで、和歌山の夜をゆっくりと過ごすことができそうです。
本の内容も、読書のできる夜も、楽しみです(^^)
|
「蒼路の旅人」読了。
平成最後の日、「蒼路の旅人」 (上橋菜穂子 著 新潮文庫)を読了しました。
タイトルに『旅人』とあるように、この作品の主役はチャグム。
バルサやトロガイなどの主要キャラは出てきません。
物語のほとんどが、新ヨゴからサンガル王国、タルシュ帝国へと連行される
船の上での物語。
単調になりがちの背景ではありますが、チャグムをとりまく登場人物との関わり、
その中で見えてくる国同士の力関係など、新しい様々なことがわかってきて、飽きさせません。
今回、謎を秘めた影のある男、あのヒュウゴも登場。
チャグムとセナのほんのり甘い関係も微笑ましい(^^)
そしてこの「蒼路の旅人」の最後は、びっくり意外な展開へと。
これまで出会ったすべての人や出来事がチャグムの糧となり、
力を添えて勇気を与え、大きな嵐に自ら飛び込んでいくのです。
次はいよいよ、『守り人シリーズ』の最後
「天と地の守り人」3部作を残すのみ。 ※短編集は別にありますが
新元号「令和」のはじめも、この勢いを維持して
このシリーズを駆け抜けようと思います。
気持ちを新たに、仕事も読書もがんばりますよ(^^)